父親が考えたこと

育児中サラリーマンが考え、試していることの記録

2歳の娘の1人遊びについて

先週末は自宅で過ごす時間が長かったので、家の中で2歳5ヶ月娘がどんな風に遊んでいるのかを見る時間が多くなりました。見るとは言いつつも基本的には遊んで欲しくて寄ってくるので、一緒に遊ぶ時間が長くなります。そんな中でも、1人で遊んでいる様子を伺うことができる時間がありました。昼食後に昼寝をしていた間です。

 

昼食後ということで両親ともに眠くなり、「昼寝するね」と声をかけて横になりました。できれば娘にも昼寝をしてもらいたいのですが、ご飯を食べ終えると元気になる娘は全力で遊び始めます。昼寝させるのを諦めて横になっていると、初めのうちは話しかけてきたり近くで遊んだらして、寝かせまいとしてきます。しかしある程度時間が経つと諦めて1人で遊び始めるようです。

 

30分くらい経って昼寝から気がつくと、娘が1人で忙しそうに家の中を歩きながら、何かを言い続けています。聞いてみると、

「おいしいおやつがあるから、おうちまで我慢してね」

「おいしいおやつがあるから、お父さん頑張って」

「おやつは今日はお店で食べるからね」

「おやつはお店から持って変えるからね」

などと言っています。どこで食べるのかは一貫していませんが、とにかくおやつを目当てに頑張らせる方針のようです。

 

おそらく、自分が言われたことのある言葉を口にしているものと思われます。

 

とりあえずそのままにして、もう30分くらい寝ました。そして起きて話を聞いてみると、

「ここにカマラがあるからね。お父さん食べて」

「カマカマでカマラ買ってきたよ」

「おいしいおやつがあるから、お父さん頑張って」

と、なぞのカマラというおやつを勧められ続けました。

 

耳にした言い回しをよく覚えているなぁと思う時と、2歳児特有の謎ワードに困惑する時とが一緒にやってきます。それでも頭の中でストーリーができていて、1人でごっこ遊びのようなことに夢中になることができるようになってきました。

 

言い聞かせるような口調が多いです。家の中に妻の小さな分身が現れる日もそう遠く無い気がします。

サイボクへ2歳の娘を連れて行きました

埼玉県日高市にあるサイボクへ行ってきました。今年もゴールデンウィークは遠出無しですが、少しはイベントらしいものを作ろうと思い、比較的近場で行き場所を探しました。自宅からはクルマで片道1時間程度(関越川越ICからは20分程度)と、移動の負担が少なくて楽な場所です。

 

何ができる場所かと言えば、ハムやソーセージを食べられて、ハム・ソーセージ・野菜の直売所があり、子供向けのアスレチックがあり、子豚3匹が見られて、ゴールデンウィーク中は芝生広場が解放されていて遊べるというところでした。

ハムやソーセージはレストランやバーベキューで食べられるほかに、屋台販売のものを買って屋外のテーブル席でも食べられました。

 

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2歳4カ月の娘はハムやソーセージが好きで、子供用でなくても食べてしまいます。ピクニックも好きなので、屋外でハムやソーセージが食べられれば喜ぶかなというのが、目的地をサイボクに決めた最大の理由です。最近は動物園に行きたがっているので、子豚が見られるというのも大きな加点でした。

 

天気に恵まれたゴールデンウィークの土曜日ということで、とても混んでいました。レストランやバーベキューは70分待ちとかだったので諦めて、屋台で買う作戦にしました。屋台の行列も長かったので、直売所内にあるパン屋さんで焼き立てパンと、比較的空いていたお店でソーセージと肉まんを買ってお昼ご飯にしました。焼き立てパンに使われているソーセージやベーコンもとてもおいしくて、持ち帰るつもりで買ったパンも全て食べてしまいました。

ただしパンは少し油分が多かったので、持ち込んでいた普通のバターロールを娘には食べさせました。小さい子供連れの場合はそういう準備をしておいた方が無難だと思います。

 

アスレチックは幼稚園の年長くらいにならないと楽しめないレベルです。とはいえ娘も遊びたい気持ちを抑えられないので、唯一遊べそうだった木の階段で遊びました。周りのお兄ちゃんお姉ちゃんに少し配慮してもらったりしながら何度か上り下りできました。

他の子は無言で上って行くなかで、娘だけが「よいしょ、よいしょ」「よいしょー」「おりられないよ」「ここあぶないよ」などと大騒ぎしながら遊んでいました。

ほほえましいと言えばそうなのですが、自分で挑戦していくわりにはすぐに怖がって助けを求めて泣き出したり、できなかったのが悔しくて泣きながら挑戦してはまた助けを求めたり、普段の遊びでもみせている困ったところが今日も全開でした。

それでも本人は楽しそうに振り返るので、その点は良かったなと思います。気持ちのコントロールや、怖くてもやってみる勇気を教えられればなと思います。

 

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帰りのクルマはぐっすり寝ていたので、ちょうどいい刺激だったのかなと思います。今日食事も良かったのですが、今度行くときはもう少し空いているときに行って、ゆっくり食べてみたいと思います。

 

2歳4ヶ月の娘がストライダーに初めて乗りました

2歳4ヶ月の娘がストライダーデビューしました。バランス感覚や運動能力の向上のため、将来的な自転車への移行のために、いわゆる「キックバイク」と呼ばれる乗り物に乗せたいと思っていました。他の子がストライダーに乗っているのを見て少し羨ましがるようになってきたタイミングで始めることにしました。

 

様々な選択肢がある中で、最終的に無難なストライダーに落ち着きました。有力な対抗馬だったのは、へんしんバイク。他に気になったものは、バイクメーカーのKTMが販売しているキッズトレーニングバイク。調べたり考えてみると、それぞれに長所短所がありました。ストライダーに決めたのは次のような理由です。

  1. 軽いこと
  2. ブランド力(長いものに巻かれる)
  3. キックバイクとしての割り切り

 

軽い

ストライダーの重量は約3kg。へんしんバイクは約5kg。KTMは正確な情報にたどり着かなかったですが、エアタイヤなのでストライダーよりは重いはずです。重量は子供にとっては扱いのしやすさに直結すると思います。親にとっては公園など乗れる場所への持ち運びの負担に直結します。なので、軽さは最重要事項でした。ほとんど重量で決めたようなものです。

 

ブランド力

「キックバイク」というよりも「ストライダー」と言った方が通りがいいくらいに認知度があるストライダー。ウォークマンカップヌードル、F1のように特定のブランドが、あるジャンルを示す言葉として使われています。となると、とりあえずは本家にしておこうという判断です。万が一にストライダーの大会に出たいなどと言い出しても、出られますし。

 

割り切り

へんしんバイクの「自転車になる機能」はとても魅力的でした。自転車を買う前に自転車の練習をして乗れるようになるというのは長い目で見たらお得に思えました。しかし、キックバイクとしてどんな機能が優先か考えたら先述の「軽いこと」にたどり着きました。ストライダーもこの先どうなるかわからないので、自転車のことはその時が来たら考え直すことにします。

KTMはバイクメーカーというブランド力にやられそうでした。しかし父親の自己満足以外にはメリットを見いだせずです。バイクは好きですが、バイク乗りではないですし。

 

 

そんな背景は(おそらく)知らずに好きな色を選び、初めて乗ってみた娘はとても楽しそうでした。1st STEPとしてシートに座らずに立ち歩きで進んでいました。初めて自分が操る乗り物を手にして、進むことがとても楽しかったようです。

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ヘルメットなどの保護具を買いそびれているので、早く(遅くてもシートに座れるようになる前かな)に用意してあげなくてはなりません。今日は帽子でヘルメットの代わりとしました。

 

2歳の娘の言葉の成長に感じたこと

2歳4ヶ月の娘は最近、急に「かわぐつ」と言います。革靴に違いないと思うのですが、うちでは革靴という単語はほとんど会話に出てきません。いつのまに覚えたのやら分かりません。

 

最近思うのは、娘の頭の中にはやはりたくさんの言葉が入力され、蓄えられているのだということです。それがある日突然、何かのきっかけで発音できる単語に変わり口から出てくるということ。それが自然な会話の流れで出てくることもあれば、「かわぐつ」のように脈絡のない出かたをすることもあるようです。

 

出力がないと、親としては成長をあまり感じません。しかし内部ではやはりもの凄い勢いで言語の蓄積と言語回路の構築とが行われているように思われます。内部では日々の蓄積で着々成長しているけれども、外部への出力は連続ではなく不連続で、ステップ的に変化するのだと思います。

 

新しく買った2歳向けの絵本も、おそらく10回も読み聞かせていないうちに冒頭部分を口にだすようになりました。文字を声に出して読んでいる親はまだ覚えていないのに、耳で聞いているだけの娘はもう覚えてしまったようです。読むときはとても集中しているので定着するのが速いのでしょうか。うらやましいです。

 

何が良質なのかは分かりませんが、良質な入力を増やして、能力を伸ばしてあげたいなと思いました。まずは日常の言葉使いや言い回しに気を付けようと思います。

2歳4ヶ月の娘の「うがい」の練習

2歳4ヶ月の娘に、うがいを練習してもらいました。喉の奥の方をゆすぐ、いわゆるガラガラうがいはまだ難しいと思うので、口内をゆすぐクチュクチュうがいの練習です。練習の結果は、練習開始から3日でしっかりできるようになりました。

 

口の中に水を入れてクチュクチュするのは、以前からふざけてやっていたので全く問題ありませんでした。難しかったのは、口から水を出すことでした。

娘は食事のときも口に入れたものを出すことを全くしません。口の中のものを外に出すことが難しいようでした。

 

口の中のものをどうやって出すか。うまい教え方かわからないので、やってみせたり隣でペッと言うことしかできませんでした。何も考えずにやっていることほど、いざ教えようとすると難しいものだと思いました。

 

出した方が分からない娘も、初めのうちは出そうとするけど出せずに固まっているうちに水を飲んでしまいました。初日の3回目くらいで少し出せるようになりました。コツがわかったのか、それからは毎回上手になり3日目にはしっかりとクチュクチュうがいができるようになりました。

 

2歳4ヶ月というのがうがいを始めるのに早いのか遅いのかは正直分かりません。しかし本人が興味を持ち始めたときが始めどきだというのはその通りだと思いました。本人が興味を持たないうちから無理に覚えさせるよりも、多少遅くなるかもしれないけれどヤル気が出たときに始めるのがスムーズに覚えられるのだと思いました。

 

次は同じく興味を持ち始めたトイレトレーニングを、いよいよ始めることになります。

 

シェフレラから脇芽が出ました

久しぶりにベランダの緑について。シェフレラです。2015年12月に家にやってきてから、順調に成長してきたシェフレラ。おそらく水の不足とそれに続く水のあげ過ぎが原因で、下の方の葉が落ちています。上の方は元気に成長を続けているので、上にボリュームが偏った状態になっていました。

 

下の方が寂しいなと感じていたら、2鉢中1鉢ですがこの春に変化がみられました。以前に葉が枯れ落ちたところから、芽が出て成長を始めたのです。今後どういう樹形に成長していくのか楽しみです。

 

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2018年4月28日の様子

2歳児連れで電車に乗ったときに感じたこと

昨日土曜日に、家族で買い物に行くのに電車を使いました。いつもはクルマで出かけてしまうのですが、2歳4ヶ月の娘が電車に乗りたいと言うので電車でのお出かけにしました。電車に乗って出かけるのは、2歳を過ぎて娘が言葉を話すようになってからは初めてです。乗車時間は片道15分程度です。

2歳4ヶ月の娘を連れて電車に乗って感じたのは、「親切な人は思っているよりも多い!」ということです。

 

電車が混んでたらどうしよう、娘が泣き出したらどうしよう、などと初めての状況に内心はドキドキしていました。行きは11時頃で比較的空いている時間帯でしたが、帰りは17時頃で混み始める時間帯になってしまいました。しかし杞憂で、行きも帰りも無事に乗車できました。

 

行きは電車への乗車が実質初めてに近かったのでびっくりしたのか、あっけにとられたか、座席に座った妻の膝の上で置物のように静かに座っていました。泣くこともなく、興奮してしゃべりまくることもなく、平穏な時のまま到着できて良かった。

 

帰るときには抱っこしたまま寝てしまっていました。抱っこ紐もベビーカーも持たずに行ったので、素手抱っこでの乗車です。夕方なので混んでいるのは分かっていました。なので手すりにつかまれれば良いなと思って乗りました。すると、席を譲ってくれた方がいました。しかし自分はドア付近のスペースにうまく収まれていたので、ありがたいと感じながらもその申し出はお断りしました。

 

しばらくすると違う席の方から、別の方がジェスチャーで席を譲ってくれました。その方は6ヶ月くらいの赤ちゃんを抱っこしているママさん。どうやら4歳くらいの第一子も連れているようなので、自分の経験(ある程度成長して重量のある子は重い)から譲ってくれたようです。いくら重量差があるとはいえ、子を抱っこしているのは同じこと。女性から譲ってもらうわけにはいきません。こちらもありがたくお断りしました。

 

娘がまだまだ歩けないころにベビーカーで都内に出たときは、エレベーターを待っても乗るときになるとどんどん割り込まれてしまい、何度もエレベーターを待ち直さなくてはならなかったことが多々ありました。それ以来、子連れ外出時に親切にされることは期待せずにいました。しかし昨日の出来事はそんな冷たい考え方を溶かしてくれました。

 

自分も良い影響を与えられる人になりたいと思いました。