2016/7/16(土)
愛車フィットの半年点検を待つ間に、オデッセイに試乗した。
試乗したのはハイブリットアブソリュートと、アブソリュート。グレードはどちらもEXパッケージだったようだ。
ディーラー営業さんの同乗はなしで、妻と、7か月の娘との計3人で試乗した。
愛車フィットは昨年12月に9年目の車検を通した、初代モデルの後期型。1.3Aです。
【ハイブリッドアブソ】
■静粛性
駐車場から歩道を横切り、車道に出るまでの徐行で感じたのは、とにかく静かなこと。動いてるのが不思議なくらい静かだった。さすがハイブリッド。
信号待ちからの発信時など、エンジン停止状態のまま走り出すときの静かさ・振動の無さに感心した。エンジンが回り始めても、「あ、回ったなぁ」と思うくらいで気になる音と振動ではなかった。ただ、エンジンの音が気持ちいものかというと、決して気持ちよさは感じなかった。ほぼ「発電用エンジン」ということなので、エンジンフィールやエンジンサウンドを期待するエンジンではないでしょう。HVといっても、エンジンにはEVでいうところのレンジエクステンダーみたいな働きをさせるハイブリッドシステムみたいなので。
ロードノイズや風切り音などのノイズも気にならなかった。2列目シートをかなり後ろにしていた妻との会話でも、時速60kmでも声を張らずに普通に会話できた。
■乗り心地
後席も含めて乗り心地は良かったと思う。
しかし時速20kmくらいまでの遅い速度域では路面の凸凹をしっかり感じた。大げさにいえば、9年前のフィットとそんなに変わらない。でもそれ以上に速度が上がってくると、凸凹でゆすられることもなくピシッと姿勢を決めて走ってくれるみたいで乗り心地は好印象だった。交差点での低速走行時もスッと曲がってくれて気持ち良かった。2列目のプレミアムクレードルシートの座り心地も良好のようで、妻は「これならすぐに寝られる」と言っていた。妻に言わせると、「余計な振動はシートが吸収してくれて、心地よい振動だけが体に伝わってくる。」だそう。バイパスで時速60km程度まで速度を上げたときも、路面に対して安定感を感じたので、高速道路の長距離ドライブも快適だろうと期待できた。妻によれば、「静かで揺れも快適だからクルマというより船に乗ってるような感覚。停めた後も止まってるのか動いてるのか分からない感じだった。」とのこと。
■パワー
バイパスでほぼ0→60km/hまで加速した時は、パワーにかなり余裕を感じた。モータートルクが凄いのでしょう。街中と高速道路を普通に走るだけの私には十分すぎるパワーだった。
■総合評価
大満足。ただし、うちの予算は超過だなぁ。
【アブソリュート(ガソリン)】
ハイブリッドとの比較
■静粛性
「ハイブリッドと比べると」、サーッというエンジン音が気になった。
■乗り心地
アイドリングストップからエンジンがかかる瞬間の振動や音が気になった。今はアイドリングストップがついていない車なので、慣れの問題ということもありますが。アイドリングストップがついていない車と比べれば、信号待ちの間にエンジンからの振動がないのは快適です。
■パワー
ハイブリッドに比べるとパワー感は劣ります。でも十分なパワーがあるとも感じた。
■総合評価
満足。直前にハイブリッドに乗っていなかったら、もっと好印象が残ったと思う。