EOS M3はレンズマウントがミラーレス専用のEF-Mマウントです。なのでEOS Kiss X2のEF-Sマウントに対応したEF-Sレンズは使用できません。EF-Sレンズを使うためにはマウントアダプターを使用する必要があります。
1ヶ月程前にマウントアダプターを購入したので、今回は手持ちのEF-S 18-55mm F3.5-5.6 STMをつけた感想です。
つけてみたら「結構良いよ」というのが結論です。
装着した感想
大きいです。小さいM3の特徴を活かせないです。それでも、レンズアダプターを含めてもKissシリーズより小さいことは事実です。
カメラに対してレンズが大きいので、すごいレンズが付いているように見えるかもしれません。
使用した感想
オートフォーカスが速く、シャッターを押してから撮影までのタイムラグも短く感じました。ダブルズームキット2に付属のEF-M 15-45mmを使っているときはタイムラグにイライラすることがあるのですが、それがありません。専用レンズを使っても発生していたので、このレリーズラグはカメラの性能として諦めていたのですが、良い意味で裏切られました。大きさを気にしない時にはEF-S 18-55mmを使いたいと思います。
思ったこと
カメラ、レンズの世界は奥が深いと思いました。「手元にあるからとりあえずつけてみるか」というノリで試してみたことが、M3に対して持っている不満の解決策になりえたのです。
普段、公園に遊びに行ったときの娘の姿は、最近ではこの組み合わせで撮ってます。
EF-S 18-55mm F3.5-5.6 STMはKissシリーズなどの入門機のレンズキットに付属する、安いレンズです。2015年5月に新品未使用の中古品を税込17000円で買いました。
このレンズをあまり使わないうちにKiss X2の買い替えを検討し始め、M3を買いました。結局ほとんど使わなかったなと思ったいたところで今回の発見をしました。
レンズの特徴としては軽くて小さいことだと思います。しかし、さらに全長が短くなった後継機種も登場していますし、そもそもEF-Mレンズと比べるとかなり大きいのでEOS Mシリーズにつけて使っている人はほとんどいないと思います。私みたいにこの組み合わせで楽しんでいる人はどれくらいいるのだろう。
使わないまま眠りそうだったレンズがカメラの能力を引き出してくれるとは、嬉しいです。