父親が考えたこと

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ミラーレスカメラのEOS M3を6ヶ月使ってみた感想2 使わないと分からなかったこと

前回の記事では、買う前に考えていたことに対してどうだったかという視点で感想をまとめました。今回は、使わないと分からなかったことという視点でまとめてみました。

 

電池の持ちが悪い

ミラーレスは電池が持たないとは聞いていましたが、想像以上に悪いです。というより、一眼レフの電池の持ちが良すぎるのかもしれません。

一眼レフの場合は電池の残量表示が少なくなってからもしばらくは使えました。なので、充電を忘れても1日のお出かけであれば電池切れになることは経験したことがありませんでした。

しかしミラーレスでは充電を忘れたために撮影できないことになることが何度かありました。前述の通り一眼レフでは電池残量で困ることがありませんでした。その感覚が抜けておらず充電をし忘れてしまうことが原因です。

ちゃんと充電して出かければその日のうちに電池がなくなるというほどには使わないので、充電する意識の問題です。ミラーレスは仕組み上つねにオートフォーカスが動作しつつ液晶表示もしているので、一眼レフに比べれば電池の持ちが悪いのは当たり前。

 

撮影の楽しさは一眼レフ

液晶画面を見て撮影するのは色々と便利とはいえ、「処理された画像」を見てる感覚が影響するのか、被写体を見て撮っている感覚がしません。これは多分電子ビューファインダー;EVFを装備してるミラーレスでも同じだと思います。

被写体を生で見て撮る感覚を持てるのは光学ビューファインダー;OVFを持つ一眼レフの魅力なのだと改めて感じました。逆にいえば、ファインダーの見え方は一眼レフにとってとても大事な要素だと気がつきました。

一眼レフではファインダー越しに見るのと撮影結果が一致しませんが、その違いも画像を確認するときの楽しみだと気がつきました。これはデジタルではなくフィルムのカメラを使って現像した結果を見る楽しみと近いのかもと思います。

 

ミラーレスカメラを実際に使って分かったのは、大きなところではこの2点です。ミラーレスについてというより、一眼レフのメリットを再認識したような内容です。

半年間ミラーレスカメラを使った感想のまとめとしては、一眼レフの良さを改めて理解しつつ、ミラーレスに期待したところはほぼ満点だったということ。ミラーレスは今後どんどん進化していくと思います。しかししばらくは、少なくともEOS M3を使っている間は、二つの一眼カメラ(M3とkissX2)とコンデジ(IXY)を併用する状態が続きそうです。