EOS M3を約1年使ってダメと感じた点について
前回の記事に続いて、今回もミラーレスカメラEOS M3を1年使って感じたことについて。今回は良くない点をまとめたいと思います。
- オートフォーカスが遅い
- レリーズラグが大きいかな
- 高感度は粗くなる
- ファインダーはあった方が良いかな
オートフォーカスの遅さ
購入前からある程度分かっていたことですが、オートフォーカスの性能は悪いです。晴れた屋外であればまだマシですが、室内、特に夜は、動きのある子供をオートフォーカスを使って狙ったタイミングで撮ることは困難です。ほぼ、狙った瞬間のコンマ何秒〜1秒遅れになってます。
これが原因で買い換え検討を何度したことか。2月ごろは本当に買い換える寸前まで気持ちが傾きました。ただ、撮れた画像を後日見直すとそんなに悪くはないなと感じました。本当に撮りたかった瞬間・表情ではないけれど、これはこれで良いかなと。
というわけで、いったん買い換えの炎は収まりました。ですが不満が消えたわけではないので、買い換えの炎は消えたふりをしていて火種は残っているように感じています。
レリーズラグは大きいかなぁ
オートフォーカスの話は抜きにしても、シャッターを押してから撮れるまでの時間が遅いように感じます。
高感度ではノイズが気になった
ISO3200くらいに上がると、お肌がザラザラすると感じました。きれいに撮れないのは残念なのです。しかし、内蔵ストロボによるバウンス撮影をするとISO感度を上げずに撮影できるので解決しました。今は特に不満に感じません。
ファインダーについて
光学ファインダーがないことに対して凄く不安でしたが、1歳4ヶ月から2歳4ヶ月の子供撮りをする分にはファインダーがないことによるストレスはあまり感じませんでした。むしろファインダーが無い前提で考えるので、自由度が上がったり構えない分早く撮れている気がします。
とはいえ流し撮りをするときにはファインダーがあった方がやりやすいし、望遠レンズを使うときにもファインダーをのぞいた方が撮りやすいと感じるので、ファインダーは電子式でもあった方が良いかなと感じました。
以上がEOS M3を約1年使ってのネガティブな感想です。現在はこれらの不満も消化して、満足して使えるようになっています。ですが来年に娘が幼稚園に入ったら買い換え(厳密には買い足し)するかなぁと考えています。今回の記事はそのときに備えた覚書の位置付けです。