昨年2018年の9月末に購入したEOS80D。約5ヶ月使って感じたことを残しておこうと思います。
結論は「高かった(約9万円)けど買って良かった」です。
良いところ
光学ファインダー(OVF)での撮影が気持ち良く楽しい
画面ではなく実体を見て撮影できるのは、一眼レフならではです。電子ファインダーにも良いところはあると思いますが、自分は光学ファインダーが好きです。
フォーカスエリアを選んで撮影するのが楽しい
45点のAF点から9点を選ぶラージゾーンAFを使うことが多いのですが、点を選んで撮影することが楽しいです。瞳AFがあるカメラの方が歩留まりは上がりそうですが、自分が選ぶ感覚が好きです。
それでいて背面液晶を使うライブビュー撮影でもAFの追従がそこそこ優秀で、長女の動きが激しすぎない時ならばAFが追い続けるのも便利です。もう一台所有しているEOS M3も同じレベルで使えれば良いのですが。
操作性が良い
ファインダーを覗いたままAF点を選んだり、シャッタースピードや絞りの値を選択するのがやりやすいです。ある程度のボディサイズがあり、ボタン数もあり、操作しやすく配置されているのは、さすがに熟成されているデジタル一眼レフの中級機という感じです。
反応が良い
AFが速いとは言えないEF50mm f1.8を常用していますが、室内で3歳の長女を撮るのにも困らない反応の速さです。AFの速さ、シャッターの反応ともに満足です。
良くない(困る)ところ
子連れお出かけには厳しいと感じる大きさ
3歳の長女一人を公園に連れていくときは問題ないです。ただ、0歳の次女とその荷物も持っての家族でのお出かけのときには持っていけなそうです。EF50mm f1.8ならば頑張れそうですか、便利なズームレンズを使おうとすると荷物に収まるかどうか。次女が3歳くらいになるまでは辛いかな。
大きさは先述の操作性とトレードオフだと思うので、悩ましいです。
交換レンズの手持ちが少ない
自分の問題ですが、f2.8などの明るい標準ズームや18-135mmの便利ズームを持っていると、もっと楽しくまたは便利に使えるなと思います。55-250mmはSTMに買い換えたいし。
不満というか悩ましいところは確かにあります。それでも撮影自体を楽しむことができる、とても満足のカメラです。カメラがミラーレス主流になるなかで、今後OVFのカメラを買い換えることはないだろうと思います。そういう意味では一生モノのカメラですね。本当に一生所持するかは分かりませんが。
スマホで撮った画像ですが、カメラボディよりもレンズにピントが合ってしまいました。