父親が考えたこと

育児中サラリーマンが考え、試していることの記録

86レースをミラーレスカメラで撮影した

6月3日の土曜日に富士スピードウェイにて、86/BRZレースの予選を撮影できました。

この日のお出かけについてはこちら。

 

maraissalant.hatenablog.com

 

 

EOS M3を購入してから初めてモータースポーツ撮影の機会があったので、今回はそのときのことを書いておこうと思います。

結論は、「本気でレース撮影をするには不向きだけど、撮影スタイル次第では十分楽しめるカメラ」です。

 

撮影場所は富士スピードウェイダンロップコーナー外側です。この場所を選んだのは、停めたクルマのリアゲートに座っての観戦が可能だからです(GTなどの来場者が多いレースでも可能かは分かりません)。ハードブレーキングのコーナー外側なので、エスケープが大きくてコースまでは遠いです。超望遠レンズがあれば良いのでしょうが、それは持たない私はあまり撮影したことのない場所です。

ホームストレートのグランドスタンドからも撮影しました。

 

対象レースは86/BRZレース。ナンバー付のクルマでのレースなので、スピードは遅めです。

グランドスタンドで撮影したのはポルシェのデモ走行。30年以上前のマシンですが、ルマン24時間を戦ったレーシングカーだけあって速かったです。

 

カメラはEOS M3。レンズはEF-M 55-200mmです。

 

■撮影結果

ダンロップコーナーでは望遠が足りなくてかなり引きの写真になりました。マシンが小さくて速度も遅かったこと、天気が良かったことなど好条件が揃っていますが、この場所で、速いシャッタースピードで撮影するぶんにはオートフォーカスが遅いことやシャッターを押してからのタイムラグは以前に使っていたEOS kiss X2と比べて全く気になりませんでした。

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2017年6月 EOS M3 / EF-M 55-200mmで撮影

 

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2012年11月 EOS Kiss X2 /EF-S 55-250mmで撮影

 

トリミングしてみると、M3の方がKiss X2に比べてパリッとしているように思えます。トリミングは1280x960で揃えました。

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ホームストレートではマシンの速度が出ていたので流し撮りに挑戦してみました。流し撮りではオートフォーカスの性能なんかよりもファインダーが無いことに苦労しました。マシンを全く捉えるのが大変。これは人の問題なので、液晶画面を見ながらカメラを振る技術を習得しないといけません。カメラの性能を語るのはその後です。

流し撮りをするときには、やはりファインダーがあると良いですね。

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■感想

マシンの撮影を主目的にするならば、やはり一眼レフ(Kiss X2)の方が良いのだなと感じました。しかしミラーレス(M3)でもダメということはなく、使い方次第という気持ちです。

今回は試しませんでしたが、マニュアルフォーカスで撮影するという手もあります。

今後レースを観に行くときは、子供の相手をして一緒にレースわ観るのが主目的になると思います。その中で少し時間をもらってマシンを撮影するというスタイルであれば、小さな望遠レンズのEF-M55-200mmを持っておけばそれなりに撮れてしまいます。