先日、2歳直前の娘を連れて行ったHonda THANKS DAY。カメラはEOS M3を持って行きました。主目的は家族の姿を撮ることとはいえ、久しぶりのサーキットです。レースのシリーズ戦ではないけれどデモ走行やデモレースもあるので、それらを撮ってみるのも楽しみにしていました。使用したレンズはEF-M55-200mmです。
撮影前の予測としては下記のとおりです。
- 望遠が足りない
- AFは役に立たない
- ファインダーがないので流し撮りは成功しない
滞在時間の制約や観戦場所の制約もあったので、撮影対象はINDYデモランのみ。バックスタンドの2コーナーよりからの撮影でした。
画像はツインリンクもてぎのホームページ(http://www.twinring.jp/course_m/)から引用。緑点を追記しています。
緑点の位置が、撮影ポイントです。ここからINDYデモランを撮影した結果が下の画像です。編集はリサイズのみ。
予想通り、望遠が足りずに豆粒のようにしか撮影できませんでした。マシンがもっと近づいてくると、金網と被ります。
AFで撮影するのは無理だろうと思っていたので、置きピンで撮影しました。若干ピントが甘いと思いますが、自分としてはまあOKです。後ろの看板にもピントが合ってるくらいに被写界深度が撮れていたので、マシンの位置は気にしないでも撮れました。ただ、シャッタースピードをもっと上げた方が良かったかなと反省です。
流し撮りは試みもしませんでした。オーバルコースでの走行は初めて見ました。観戦という意味ではマシンが近くてとても良いのですが、撮影には近すぎて大変そうです。
それよりも逆光という条件が良くなかったかな。
オーバルコースでのINDYマシンの走行は、デモとはいえ迫力がありました。実際のレースだとどんな感じになるのか、見てみたいです。現地観戦してみたいレースはこれまでF1のイタリアGPと、ルマン24時間レースが双頭だったのですが、INDY500が一気に抜き去りトップに立ちました。いつか(何十年後?)観に行けるかな?
EOS M3は予想通りレース撮影には適さないということを改めて感じました。理由はやはりAFの性能です。望遠でフォーカスが速いレンズを着けたとしても、ボディの性能が足を引っ張るはずです。ファインダーは外付けがあるけど、使ったことがないので光学ファインダーほどの信頼感があるかどうか分かりません。ブラックアウトもしそうだし。
ですが、娘が「あの、ブーン、こわい」なので、しばらくはサーキットには行けないと思います。なので、M3でも問題なしという結論。今後訪れる最初の動体撮影の山場は、幼稚園の運動会でしょうか。