ミラーレスカメラ(EOS M3)を約1年使って良かったと感じたことについて
ミラーレスカメラのEOS M3を使い始めて約1年経ちました。一眼レフカメラであるEOS kissX2を9年間使った後にミラーレスカメラを使ってみて感じたり考えたりしたことを書きます。
結論は「ミラーレスカメラにして良かったと思う場面の方が多かったけれど、性能には苛立つことも多かった」です。今回は購入時の視点に戻って考えるとどうだったかという視点でまとめてみます。“良かった”点が中心になります。
約1年前に購入した時の記事を振り返ると、ミラーレスカメラを買った動機は大まかにまとめると
- kissX2が大きく感じた
- カメラは軽い方がいいと感じた
- ミラーレスカメラの将来性に期待した
というものでした。
それに対して振り返ると
- 大きさには満足
- 軽さにも満足
- 将来性は1年後の今も分からない
と思いました。
大きさについて
大きさ(小ささ)には大満足です。特にボディ単体ではなくレンズを含めた大きさがとても良いです。ボディ単体で考えるとkissX2のサイズでも悪くはなかったですが、レンズ込みで考えると特にレンズの長さ方向の違いは大きいと感じました。バッグへの収まりが良いので、子供と公園に遊びに行くときに持ち出すのも全く苦になりません。
荷物が少ないときはこんな感じ。無印良品の小さめショルダーバッグにカメラと子供用の300mlストローマグを入れても余裕あり。タオルや財布を入れても余裕があります。
kissにパンケーキレンズをつけるのも良さそうに思います。しかしM3はボディが一回り以上小さいので、M3+EF22mmの組み合わせならばリュックのサイドポケットや冬物のアウターのポケットにも突っ込めます。ディズニーランドへ行ったときにはダウンコートのポケットに入れることも多々ありました。
リュックのサイドについているメッシュのポケットにも入ってしまいます。画像では小さいEF-M22mmがついてますが、大きめのEF-M11-22mmでもなんとか入りました。
軽さについて
持ち歩いていて重さが気になったことはないので、許容範囲内の重さだと言えます。
将来性について
これは正直言って良くわかりません。ただ、現在不満のオートフォーカスの遅さは今後早くなることはあっても遅くなることは無いと思います。そうすると大きさのメリットを考えるとミラーレスが主流になっていくのかなぁと思います。
ファインダーに関しても同じ。8Kテレビが素晴らしくきれいなことを考えると、ファインダーもあれくらいの解像度、かつ表示の切り替えが速いのものが搭載されればEVFの「画面を見てる感じ」はいずれ解消されるのだと思います。
とはいえ、撮影感覚については個人の趣味嗜好なのでレフ機を好む人向けのレフ機は残るのかなぁ。
大きさの不満がなくなり便利になったので、全体としては満足しています。満足できないことについては別の記事にて。