微妙で絶妙な使い勝手のEOS M3
先日はEOS 80Dについて書きました。今回はもうひとつ所有している一眼カメラのEOS M3について書きます。
M3は2017年の4月に買ったので、約2年使っています。
良い点
軽くて小さい
80Dに比べた最大の利点です。そもそもM3を買った最大の動機は軽くて小さいことです。この点においてはほぼ満点で満足です。ディズニーランドや牧場、水族館というお出かけでも小さいことが力を発揮しました。
レンズを一通り揃えられた
ダブルズームキットの15-45mmと55-200mmの他に単焦点22mmと11-22mmを買い足しました。それでも約10万円でした。10万円は大金ですが、カメラのレンズ4本とボディで10万円というのは安いです。単焦点のEF-M 22mmはコンパクトでf2.0と明るいので、ほぼこれを使って撮っています。
AFエリアが広い
広いと言っても撮像範囲の縦横各80%なので、最新のミラーレスに比べると狭いです。ただしあまり画面の端で合わせても顔が切れてしまうので、80%でも不都合は感じません。
良くない点
AF性能と反応が良くない
欠点と言えばこれに尽きます。晴れた屋外であればそんなに悪くはないですが、合焦に時間がかかります。時間がかかった挙げ句に合わなかったり。シャッターを押してから撮影までの反応時間も長いように感じます。
良くない点はあるが…
例えばkiss mやM5やM6に買い換えるかと言えばそうは考えていません。少なくとも今は。M100も含めてM3より新しいモデルはAF性能が上がっています。これはとても魅力的です。しかしどのモデルも買い換えるほどではないというのが正直な気持ちです。
望遠レンズを使うときのことを考えると、次のミラーレスカメラはファインダー(EVF)が欲しい。これで候補はkiss MかM5に絞られます。kiss Mはダイヤルが少なく操作性に不満があります。M5は良いのですが、暗い場面でのAFがkiss Mに比べると弱いのが不満。
今は80DとM3の使い分けで、やりくりできそうです。100点満点のものはないし、昨年から80DとGalaxy S9と高額の買い物が続いています。M5の後継モデルが発売されて価格が下がってきた頃がM3の買い換え時かなと考えています。