スーパーGTとDTMの特別交流戦を現地観戦した感想
かなり前のことですが昨年2019年の11月に、富士スピードウェイでSGT DTM交流戦を観てきました。色々と事情があり観たのは金曜練習走行のみ、しかも雨でした。レースではなかったものの、サーキットで1日レーシングカーの走行を観たのは2015年9月にツインリンクもてぎで開催されたWTCCを観て以来です。丸1日自由行動をさせてくれた妻に感謝です。
DTMはテレビで何度か観たことがある程度。主なドライバーは知っているけど、レースのセオリーなどは全然分かっていないカテゴリーです。
ただ、初めてDTMというレースを知ったのは25年くらい前の小学生か中学生の頃。アウディはまだ参戦していなくて、アルファロメオやオペルが参戦していた頃のレースを雑誌で知り「凄そうなレースだな」と感じたのを覚えています。
同じ頃にSGTの前身となる全日本GT選手権の存在も知り、groupAの車両からどんどん進化していくことに興味を持ち雑誌を読んでいました。
なので、SGTとの交流戦という形で日本でDTMのマシンを観ることができることは、25年越しの夢が叶ったような感慨でした。
話が反れました。
雨中のフリー走行のみの観戦なので、生観戦で得られた情報も限定的です。そんな中での一番の感想は、
「SGTとDTMのマシン、カッコ良かった」
に尽きます。
車両毎の印象は下記の通り。
NSXはテレビで見てても大きく感じていたのでその通りでした。
ここからは土曜日曜のレースをテレビで観た感想です。今回のレースはDTMのレース形式で行われ、土曜の第一レースも日曜の第二レースも接触あり押し出しありの激しい展開で、黄旗からの再スタートの度にヒートアップしていくレースでした。それを観ているとやはりDTMはツーリングカーのレースだと感じました。DTM:ドイツツーリングカー選手権:の名前の通りです。
耐久レースの要素が濃いSGTとはやはり違うなと。DTMはWTCRに近いレースだと再認識しました。SGTも激しい争いが魅力ですが、接触前提ではないクリーンな争いと感じています。
なのでSGTはメーカーのフラッグシップスポーツカーがベース車両でも馴染みます。一方のDTMは根底がツーリングカーレースなので、スーパースポーツカーというよりはスポーティーモデルがベース車両として馴染んでいると感じました。今回は来日しなかったアストンマーチンは別として。
使用した画像はダンロップコーナーの先のシケイン正面から撮影したもの。車両正面の画像は800mm相当に、車両側面の画像は560mm相当にリサイズしています。フォーカスが合っていなかったり、ぶれていたり、露出がずれていたり。難しいです。