父親が考えたこと

育児中サラリーマンが考え、試していることの記録

感情のコントロールができるのか?

先週土曜日に布団屋さんへ行ったときのこと。そこのお店は布団の体験に使うスペースがあり、靴を脱いで上がることができます。1歳3ヶ月の娘はそこで遊ばせてもらっています。

 

おもちゃやぬいぐるみも置いてあり、貸してもらい遊んでいます。帰りぎわにそのおもちゃを返すときだったか、その他のときだったか、細かい状況は覚えていないのですが、娘が泣き顔になりました。おもちゃを返さなくてはならない、取り上げられたなどで自分の思いに反した状況になってしまったときでした。顔が急に変わったので、「あ、泣くなぁ」と思って見てました。すると予想に反して泣きませんでした。泣き顔のまま泣くのを頑張ってこらえてしまったのです。声も出さずに。
どうして泣くのをこらえたのか、理由はわかりません。でもこらえたのは間違いないと思います。

 

家では、手に持っているものを無理に取り上げると当然泣いたり、怒ったりで抗議します。なので、他のことで興味をそらして気を紛らせて対処しています。あのときは、泣く感情を放つよりもお店の人に興味があったから感情がギリギリのところで紛れたのかもしれません。気をそらせると表情も変わるのに、あのときは表情が変わらずに泣き顔だったのが不思議として残ります。

 

ものを手に取るときに「これは遊んでも良いもの?」と確認するような表情で親の様子を見ることがあります。そういうのと同じで、周りの反応を見て泣くのをこらえたのだとしたら感情をコントロールする第一歩を踏み出しているのだと思います。まだそんなに発達していないだろうと思いつつ、こちらの想定を超えている可能性も感じます。成長の速度が速いので、変化を見るのが楽しいです。