図書館でメダカ飼育の本を探した時に見つけた、容量1リットルくらいの容器を使って作るボトリウム水槽の本。超小型水槽での飼育ということで、30cm水槽での飼育の勉強になるかと思い借りて読みました。
色鮮やかなカラーサンドを使用したサンプル写真が子供心をつかみ、長女次女それぞれ一つずつ飼育することになりました。
本の作例などを参考に水草と魚を買いに行き、準備を整えて飼育開始。魚は子供達が選んだ、ミッキーマウスプラティです。

水槽の立ち上げ手順も水換えなどの手入れも慎重に忠実に行ったものの、開始3日で次女のプラティが死んでしまい、慌てて買い足した2匹目と長女のプラティもすぐにコショウ病か白点病と呼ばれる病気のような症状が現れてしまいました。
結局ボトリウム水槽の立ち上げから2週間程で治療のために別水槽に引越しして、ボトリウムは水草と石巻貝だけになりました。水草と石巻貝だけの水槽も、それはそれできれいです。が、主人不在の水槽は寂しいです。
別水槽(大きなタッパー容器)で塩浴&薬浴中のプラティは、薬浴開始から約1週間が経ちました。体をくねらすような動きが無くなったのと、見た目に白い点のようなものがまだ残ってるものの減ったように見えるので、とりあえずは回復傾向と判断して良さそうです。薬浴を終えて1週間程度、徐々に塩分濃度を下げていく過程で、先に症状が出た次女のプラティが死んでしまいました。長女のプラティは無事に30cm水槽に戻り、三台目の次女のプラティと共に元気に過ごしています。
水量の少ないボトリウムは本当に難しいと思います。簡単手軽と表現されていますが、誰にでも簡単手軽ではないと感じました。条件がはまれば初心者でもできるのでしょうが、難しいですね。プラティもオススメには挙げられていましたが、少し体が大きめなので、ボトリウムにはあまり向いていないように思われます。
アカヒレやメダカの様な極小サイズの魚が良さそうです。
試行錯誤で何匹も魚さんを死なせてしまうわけにもいかないので、しばらくは貝も無しの水草のみで様子を見ていました。1ヶ月程度、2日に一度半分以上の換水を続けていましたが、それだと2週間くらい経つと白い糸状のカビが水草に発生しました。
ちょっと過酷な環境かなと思いつつ、タニシを1匹ずつ投入してみると、1日で水の濁りが消えて壁面にうっすらついていた茶色いコケも減りました。3日程様子を見てますが、タニシは時折り休憩してるものの活動的なので、しばらく様子を見続けようと思います。